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代表取締役会長 大里洋吉

株主の皆様には、平素より格別のご理解、ご支援を賜り心よりお礼申し上げます。

代表取締役会長として再びアミューズグループの経営に参画することになり、約半年が経ちました。

その中で最も印象的であったのは、9月に行われました桑田佳祐による「宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜」です。これは、東北の皆様を応援し、新たな一歩を明るく踏み出そうという思いが込められたチャリティーライブであり、実質的には、病気療養後の初めての本格的なアリーナ規模でのライブとなりました。彼の歌はもちろんのこと、演出、構成、歌詞への配慮などが素晴らしく、 間違いなく今の日本における最高のライブであり、エンターテインメントとなっており、本当に感動をしました。

アミューズグループにとって、ライブは私達がアーティストと共に創り出すエンターテインメントの「原点」であり、当社所属のアーティストのライブの質の素晴らしさは自負するものがあります。

しかしここ数年、エンターテインメント業界を取り巻く環境は厳しく、変化を強いられていると思います。デジタルコンテンツの新しい展開やその流通方法の変化、また韓国や中国のみならず、東南アジアの勢いを実感すると、エンターテインメントもデジタル化、グローバル化が求められていることは一目瞭然です。そんな中、我々はアミューズグループにおける「原点」を大切にしながらも、猛スピードで大胆、且つ本格的な変革をしなくてはならない時期であるということを認識している次第です。

そのような切実な思いを込めて、今年6月に設立した「株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン」では、デジタルやネットワークインフラの技術を利用して、映画以外のコンテンツ(音楽ライブ、舞台、イベントなど)を日本のみならず、海外の映画館やライブ会場に配信、上映するという新事業にトライしています。この事業により、日本のエンターテインメントをデジタルという最新の技術力によって世界各国の人々へお届けし、ファン層を広げ、新しい意味においてグローバル化させることが可能になるのです。このような試みを続ける中で、アミューズグループにおける「原点」と「変革」が融合し、 アミューズグループだけでなく、日本のエンターテインメント業界の新基軸を創り出していきたいと考えています。今後ともご支援賜りますよう、宜しくお願いいたします。

2011年12月

代表取締役社長 畠中達郎

株主の皆様には、平素より格別のご理解、ご支援を賜り心よりお礼申し上げます。

この度の東日本大震災による被災者とご家族に対しまして、アミューズグループ一同より心からお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

当第2四半期連結累計期間の日本経済は、震災の影響による企業生産の減少や、長期化する原発問題に起因する電力供給不足などの不確定要素により、非常に不透明な状況の中にありました。このような厳しい環境下ではありましたが、皆様のご支援のお陰で、アミューズグループの事業は順調に推移しております。

福山雅治の大型全国ツアーをはじめ、flumpool、ONE OK ROCKなどのコンサートツアーや三宅裕司が演出、出演する舞台公演など、ライブエンターテインメント活動を積極的に展開し、グッズ販売も含め好調な結果となりました。またそれに加え、若手のアーティストによるCM収入も引き続き順調で、第1四半期決算の発表の際には、早々に業績の上方修正をご報告させていただきました。

このように事業をすすめる中、アミューズグループの東日本大震災に対する支援活動の一つとして、桑田佳祐を中心に結成した「チーム・アミューズ!!」によるスペシャルチャリティソング「Let's try again」を発表させていただき、株主の皆様をはじめ、多くの方々にご支援をいただくことができました。これ以外にも福山雅治のツアーにおける「東日本応援シート」の設置や、ポルノグラフィティのつま恋ライブ会場等での募金箱やグッズ販売の収益を被災地沿岸部の漁船購入資金とする取り組みなど当社所属アーティストがそれぞれに復興支援のために、震災への思いを形にし、活動を続けております。

今後も日本全体の経済動向は不透明で、厳しい事業環境下であることは間違いありません。しかしながら、このような時代だからこそ、エンターテインメントを通じて、喜びや感動をお届けするという、アミューズグループの使命を実感すると共に、僭越ながら、アミューズグループこそ、日本に明るさと元気を取り戻す力となる良質なエンターテインメントを、アーティストと共に創り出していける企業であると信じております。引き続き、ご支援賜りますよう、宜しくお願いいたします。

2011年12月